【2021年最新版】日商簿記検定はペーパー試験、ネット試験どちらを受験するべきなのか

今回は日商簿記検定に関しての記事です。

前回の簿記に関しての記事からあまり時間が経っていませんが、

この記事を書いている今日

6/13(日)に日商簿記検定第158回が行われたので、タイムリーな記事を書いていこうということで。

前回の簿記に関しての記事は、下のリンクから読めますのでそちらもぜひご覧になってから

この記事を読んでもらえると幸いです。

    日商簿記2級取得の前に3級は取得するべきなのか【徹底解説】

さて、今回の記事はどんな内容なのかということなのですが、

それにはまず、行われたばかりの日商簿記検定第158回から導入された試験の形態の変更について触れなければなりません。

具体的には、試験時間が変更されました。

それぞれ

3級 90分→60分

2級 120分→90分

となっています。

これは、すでに導入されているネット試験の試験時間に合わせた形となり、試験時間の面だけでいえば条件が統一されました。

また、問題の形式にも若干変更があったようで、試験後のネットの反応などを見ていると、苦戦されていた方が多い印象でした。

そして、ここからが本題なのですが、

今回、ネット試験に合わせる形でペーパー試験の試験時間が変更されたり、問題の形式が若干変更されていたようですが、

結局のところ1番大事なのは

ペーパー試験とネット試験どちらを受験するべきなのか

これを考えることだと思います。

試験時間は同じになったとはいえ、ペーパー試験とネット試験はやはり別物。

2つを比較して、総合的に見てどちらを受験すれば合格しやすいものかと。

というわけで、

今回は

日商簿記検定のペーパー試験とネット試験を比較して、どちらを受験するべきなのか

ということについて書いていこうと思います。

ちなみに私は、ペーパー試験とネット試験両方合格していますので、その時の経験なども踏まえて比較をしていきたいと思います。

それぞれのメリット・デメリット

ペーパー試験とネット試験、どちらを受験するべきなのかということを考える前にまずはそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

ペーパー試験

○メリット

  • 過去問など教材が豊富で対策しやすい
  • PC操作が不要

○デメリット

  • 試験日程が決まっている
  • 回によって難易度にばらつきがある
  • 対策が不可能な難易度の問題が出題されることがある

ペーパー試験のメリットはなんといっても教材の豊富さです。

参考書や過去問は試験範囲や形式が変わるたびに合わせて改訂されているので、常に最新の試験の傾向の対策をすることができます。

また、ネット試験と違いPCの操作を必要としないので、PCが苦手な方は余計な心配をする必要がありません。

一方デメリットは、まず試験日程が決まっていることです。

自分のペースでというわけにはいかずその日に合わせて勉強を進めて、当日も予定はあけておかなければなりません。

また、仮に落ちてしまった場合、次の試験まで数か月も間隔が空いてしまうというのもモチベーションの面で継続がしづらいと思います。

そして、ペーパー試験最大のデメリットが問題の難易度です。

これに関しては本当にひどくて、3級は比較的安定していてまだましなのですが、2級に関しては問題作成能力を疑うレベルです。

簡単に紹介すると、近年最も合格率が高かった第146回は合格率が47.5%だったのに対して、最も低かった直近の第157回はなんと8.6%となっています。

これだけばらついてしまうともはや半分運ゲーみたいなところあります。

さらに、傾向としても最近の2級は昔と比較しても合格率が低く難しくなったと言われますが、これはもうほんとにどの参考書にも載ってないような誰も手も足も出ないような問題の出題が増えてきていることが理由に挙げられます。

まとめると、ペーパー試験は、教材が多かったりPC操作をしなくてよかったりとオーソドックスな形になっている一方で、問題の難易度でいうと不安定な部分がありそこが不利な部分であるということが言えます。

ネット試験

○メリット

  • 随時全国各地で受験ができる
  • 比較的基本的な問題が多い

○デメリット

  • PC操作が必要
  • 情報が少なく対策がしづらい

ネット試験のメリットはまず随時全国各地で受験ができるということです。

自分で受験日を設定できるので、勉強の計画もそれに合わせて自分のペースで進めることができます。

さらに、問題の難易度でいえば、ネット試験の問題は比較的基本的な問題が多いです。

もちろんこの先ずっとこの状態が続く保証はありませんが、少なくとも現時点ではペーパー試験のような手も足も出ないような問題は出題されていないようです。

実際、自分が受けたときも参考書レベルの基本的な問題が多かった印象でした。

一方のデメリットは、申し込みから実際の試験までをすべてネットで行うので、ある程度のPC操作が必要になってくるということです。

特に試験本番では、制限時間がある中でスムーズに操作をする必要があるので、不得意な方はやりづらさを感じてしまうかもしれません。

またネット試験は、2020年12月に始まったばかりということもあって教材や情報などの対策があまり多くありません。

そのため、問題の演習量や形式への慣れの部分で不十分の状態で試験を受けることになってしまう可能性があります。

今後、ネット試験に対応した教材などは増えてくるとは思いますが、現時点ではこの部分が最も懸念されるところです。

まとめると、ネット試験は、自分で受験日を設定できて試験も基本的な問題の出題が多いなど、受験することへのハードルは低いですが、PC操作や形式への対応という試験の本質以外の部分でも苦労することがあるかもしれないということです。

現状はネット試験1択!!!

ここまでで、今回のペーパー試験から導入された変更点、さらにペーパー試験とネット試験それぞれのメリット・デメリットを見てきました。

ここからは、これを踏まえて現状どちらの試験を受験するべきなのかということを話していきます。

いきなりですが

結論から言うと

現状はネット試験1択!!!

となります。

やはり、ネット試験のメリット、ペーパー試験のデメリットでも紹介した試験の難易度の部分が一番大きいかと。

現状、単純に合格するための難易度ではペーパー試験とネット試験には大きな差があると言わざるを得ません。

ここで勘違いしてはいけないのはネット試験が簡単というわけではありません。

ネット試験で合格するためにもそれに合わせた勉強量や勉強方法が必要ですし、上にも書いたように形式への慣れも必要です。

ですが、それらの差が小さく思えてしまうほど、

ペーパー試験の難易度があまりに不安定かつ理不尽な時があるということです。

自分が受けたペーパー試験の回もそうだったのですが、制限時間に対して理不尽な問題が出題されることが多々あって、試験本番で手を出してはいけないいわゆる捨て問というやつです。

そんなものの対策に時間を使うんだったらネット試験の基本的な問題をいかに素早く正確に解くのかを練習するべきです。

今回、ペーパー試験の試験時間がネット試験と統一されたので、それに伴い難易度もネット試験と同じくらいになることを期待をしていましたが、受験した人たちの反応を見てもそのような状況にはなっていなかったようです。

そんなわけで、この状況が変わらない限りはわざわざペーパー試験を受験する必要がなく、

ネット試験の受験を決めてそれに向けて対策をした方が合格の可能性は高いのではないのかと思いました。

ネット試験の対策も上にデメリットとして挙げましたが、PCの操作と言っても基本的な操作ばかりで複雑な操作はほとんど必要ありません。

そして、試験の形式の対策も今後そういった教材が増えて対策はしやすくなるでしょう。

こういった流れからも、ネット試験は多くの人たちにとって受験しやすいものになっていくと考えられます。

これらのことから結論として、

ペーパー試験とネット試験の難易度の差が大きすぎる現状では、受験生はネット試験1択である。

対策が普及して今後ネット試験が多くの人にとって今より受験しやすい環境になっていくのではないか

ということが言えると思います。



今回は、日商簿記検定の受験方法について、ペーパー試験とネット試験を比較してきました。

今回は最終的に、ネット試験を受験するべきという結論でしたが、また状況が変わればこれも変わる可能性もあります。

そういった意味でも日商簿記検定の受験を考えている方は、

日々の勉強とともに今後の様々な変更も注意してみていかなければなりません。

最後になりましたが、この記事を読んだ人が日商簿記検定を受験していい結果を得られるよう心から願っています。

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