【体験談】社会人初学者が半年の独学で簿記2級に合格した勉強法 part1

簿記に関する記事をいくつか書いてきましたが、その中でも今回は多くの方が気になるであろう日商簿記検定に合格するための勉強法を紹介したいと思います。

前回までの記事は下のリンクから読むことができますので、ぜひこちらを読んでから今回の記事を読んでください。

     日商簿記2級取得の前に3級は取得するべきなのか【徹底解説】

【2021年最新版】日商簿記検定はペーパー試験、ネット試験どちらを受験するべきなのか

今回紹介する勉強法ですが、これは私自身が実際に半年間の独学で日商簿記検定2級に合格するまでに実践していた方法となります。

そもそもなぜこれを紹介しようと思ったのかというと、

それは私自身が勉強する際に、どういう勉強のやり方をやるべきかやどういう計画を立てるべきかという部分にかなり苦労したからです。

まず前提として、勉強を始める前の私自身の状態は以下のようでした。

  • 簿記に関する知識は0
  • 会社員週5勤務
  • 独学での勉強を決意

こういった状態から、半年間の勉強で日商簿記2級に独学で合格することができたわけですが、

簿記に関しては多くの人が、昔の私に似たような状態からのスタートなのではないかと思っています。

その中で、

教材の種類はたくさんあるが果たしてどれがいいのか。

それをどのように進めると効率的に勉強できるのか。

私自身が勉強を始める際にこういったことを具体的に書いてあるものはあまりありませんでした。

そして勉強を始める際にこういったことに悩む人は私以外にも大勢いると思います。

今回この勉強法を紹介することでそうしたことに悩んでいる人の参考にしてほしいと思いこの記事を書こうと思いました。

改めて、簿記に関して全くの初学者の方のために自分の勉強法を1から丁寧に紹介していきますのでぜひ最後まで読んで参考にしてもらえれば幸いです。

そもそも今なら半年もかからないかもしれない?

私が実際に簿記2級を取得するまでにかかった期間は半年でしたが、そもそも

これから受験を考えている皆さんは半年よりも早く取得できる可能性があると私は考えています。

この理由を説明します。

一言でいうと、ネット試験の存在です。

私が受験を考えた当時は年3回のペーパー試験しかなく(勉強期間の途中でネット試験が導入された)、8月に勉強を始めて2月の試験で2級を取得するという計画でした。

一方今はネット試験というものが随時受けられるようになり、しかもこのネット試験、前回の記事でも言っていますが、現時点では難易度が明らかにペーパー試験よりも易しいです。

そのため、ネット試験での受験の場合、ペーパー試験よりも単純に勉強時間が少なくてもいいと思っています。

これが、今から受験を考えている皆さんが合格するのに半年もかからないと考える理由です。

前回の記事でも書きましたが、これから受験を考えている皆さんにはなるべくネット試験での受験をおすすめしています。

なお今回の記事では、当時の勉強法をそのまま紹介しますので期間は半年ですが、ペーパー試験とネット試験で基本的な対策の流れはあまり変わらないと思っているので、

ネット試験で受験する場合であっても参考にすることはできますので、安心して読んでください。

最初の3か月 ~3級合格から2級の基礎固め~

わかりやすく半年間を前半と後半にわけて、それぞれの期間で私がやったことを話していきたいと思います。

まずは、前半戦の最初の3か月ほどです。

この頃の勉強時間は、平日が平均2時間程度で週1くらいで0の日もありました。

休日は2日間のうち1日は5時間以上のまとまった時間を作るようにしていました。

そんなペースで勉強を続けていき、最初の3か月にできたことは大きく2つあります。

  1. 日商簿記3級に合格する
  2. 2級の商業簿記のインプットを一通りやる

1.日商簿記3級に合格する

3級の合格に3か月はかかりすぎだと思うかもしれませんが、私が勉強を始めてから3か月目に初めてペーパー試験があったのでやや遅めの合格となってしまいました。

実際は、上に書いたペースで勉強が進めば早くて数週間、遅くても2か月程度で十分取得可能だと思います。

3級の勉強で私が使用した教材は次の3種類です。

みんなが欲しかった!簿記の教科書 日商簿記3級    TAC出版

みんなが欲しかった!簿記の問題集 日商簿記3級    TAC出版

すっきりとける日商簿記3級過去+予想問題集      TAC出版

このシリーズは、イラストや図がたくさん使われていて初学者でも頭に入りやすいように書かれています。

また、それぞれの単元の最後に確認問題がついているので知識の定着が図りやすいこともあってかなり使いやすいと感じました。

初学者の方にはお勧めしたいシリーズです。

使い方ですが、流れはオーソドックスで、

① 教科書を読み込み知識をインプット

② 問題集でパターンをこなす

③ 過去問予想問題集で形式に慣れる

というものですが、これだけだと普通なのでポイントがあります。

ポイントは、インプットを質、量ともに優先的に確保するということです。

具体的に言うと、自分の場合①と②にかける時間は7:3ぐらいでした。

理由は、簿記3級のインプットでは簿記の基本的な決まりやルールを学びます。

そして、この部分が曖昧だとこの先ずっと苦労することになるからです。

ここで学ぶ知識がいかに正確に定着しているかが今後かなり大事ですので、丁寧に納得するまで教科書を読み返しました。

もう一度言いますが、ここで身につける知識が正確なものでないと後々本当に苦労します。

アウトプットに関しては、3級はそれほどこなさなくてもいい気がしました。

2級と違って難易度が高い問題があって時間がきついわけではないので、自分も②をさらっとやってパターン問題を頭に入れて、③で時間を測りながら実践的な演習をやって、間違えたところを復習するというやり方でそのまま本番に臨みました。

上の流れでここまでやって、2か月以内には3級は合格しておきたいです。

正直ここは早ければ早いほど跡が楽になります。

2.2級の商業簿記のインプットを一通りやる

この期間にもう一つやったことは、2級の商業簿記の範囲のインプットを一通りやるということです。

2級には商業簿記と工業簿記の範囲があって、分量や難易度において商業簿記の方が圧倒的に大変です

なので、なるべく早いうちから商業簿記の方をやっておかなければ対策が間に合いません。

私の場合は3か月目で3級に合格しましたが、実は3級の勉強は1か月強で終わらせてそのあとはほとんどの時間を2級のインプットに費やしていました。

ネット試験がある今では3級を早い段階で合格してから2級の勉強に移ればいいですが、どちらにしてもなるべく早く2級の勉強は始めましょう。

2級のインプットに使っていた教材は次の2種類です。

みんなが欲しかった!簿記の教科書 日商簿記2級 商業簿記    TAC出版

みんなが欲しかった!簿記の教科書 日商簿記2級 工業簿記    TAC出版

基本的によっぽどわかりにくくなければ3級、2級の勉強は同じシリーズのものを使う方がいいと思いました。

説明の仕方や問題を解く手順などに統一感があった方が頭に入ってきやすいからです。

この段階でのインプットにもポイントがあります。

そのポイントとは最初から完璧を目指さないということです。

具体的には、理解に時間がかかりそうな単元は最初は飛ばして、ほかの単元の定着を先にしてしまいます。

2級の商業簿記には、「税効果会計」や「連結会計」といった内容がかなり高度な単元があります。

これらは、様々な単元の知識が要求され付け焼き刃の知識では歯が立ちません。

私の場合は1週目ではこれらの単元が全く理解できなかったので、先にそのほかの単元の定着を優先して進めました。

そうして何周もほかの単元の定着を図った後に、最初に全く理解できなかった「税効果会計」や「連結会計」に進むと書いてあることがある程度わかるようになって内容がしっかり頭に入ってくるようになっていました。

結果的に最初から完璧を目指してずっと止まっているよりも、ほかの単元をしっかり理解してから取り組んだ方が効率としては良かったということです。

なので、みなさんも2級の商業簿記のインプットの際は、最初から完璧を目指さないということをポイントにしてやってみてほしいです。

まとめ

前半3か月間の勉強のやり方をざっくりまとめると、

やることは大きく2つ!

・3級の合格

・2級商業簿記のインプットを一通り終える

ポイント

・3級の勉強はインプット中心に、丁寧に納得できるまでやる。

・2級商業簿記のインプットは最初から完璧を目指さない。理解が難しい単元は後回しにする。


長くなってしまったのでいったんここまでにしてpart2に続きます。

part2では後半3か月での勉強のやり方を詳しく書いていきますのでぜひ読んでみてください。

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